*『肛門力』は、シニア向けに回想新聞(月刊)で連載中の健康コラムです。

 

<第五話>

 

「肛門力」に目が留まったみなさん!

ちょっと〝尻が重い〟かもしれませんが

〝尻が長く〟ならないようにしますので

〝尻を据えて〟読んでください。

内容が〝尻から抜けて〟も大丈夫!

少しでも尻が締まれば、しめたものですから。

 

「尻・尻・尻」と尻レイ…、いえ失礼しました!

今回は慣用句特集です。

 

「尻」が付く言葉って、たくさんありますね。

人や身体全体を表す例えとして表現されています。

そしてなんといっても

そのお尻の要(カナメ)は肛門様です!

 

武道の稽古で「ケツの穴しめろ!」と指導されたり、

野球などのチーム競技で「締まっていこー!」とかけ声を掛けたりしますよね。

これは、「身も心も引き締めて」という意味で使われていますが

締めるポイントは、身も心もカチカチに力を入れるのではなく

全体はリラックスした中で〝芯(=お尻の穴)〟を引き締めることなのです。

 

まぁとにかく、

「ケツの穴しめて」いえ、「肛門様をしめて」

今日も一日楽しみましょう!

 

最後に一句。

 

締まってこー 命の切り札 身と肛門(ミトコウモン) 

 

ではまた次号で!

 

(「月刊 回想新聞」2017年9月号に掲載)